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vol.311 6時間だらだらガムランお昼寝会

2007年11月3日(土曜日)@旧吉田邸(BIWAKOビエンナーレ井上信太展示空間の町家)、滋賀県近江八幡市

出演、HANA*JOSS(ローフィ・イブラヒム、ワヤン、歌、ガムラン、太鼓/ささきひろみ、歌、ガムラン、おしゃべり/アルムちゃん、おしゃべり、ガムラン、踊り、号泣、お乳を吸う etc...)、井上信太(企画、パーカッション、口金など)、YukoNexus6(レポート、大人の科学テルミン、声、鈴 etc.)、NHK大津の藤村キャスターもいらしてました〜。

インドネシアでは子どもの頭には神が宿るので、軽々しく触れてはいけないとされている。実際、この空間では、子どもの神たちが時に荒ぶり、時に無邪気に戯れつつ、警句を吐くのであった。曰く「寝てばかりいると、友だちは出来ないよ」「じたんをあやつるぽてもん」。。。そう、ここには様々なぽてもんの形のクッションがあって、私たちはしばしそれらに埋もれ、死ぬ。ひろみさんは「大人って集団でお昼寝しないでしょう? だからここは、大人の保育園みたいなもの」と言う。大人の保育園は、ふとした拍子に戦争やなにかで死んでいった人々の遺体の山を思わせるので、それが怖い人は「いかん、こんなことしとったら寝てまうわ!」といって、すぐ外に出ていった。私は黄泉を楽しんだ。ぽてもんはいっぱいいる。祝詞のように子どもの神たちが、ぽてもんの鳴き声を教えてくれる。ガルーダとか、ガネーシャとか、ハヌマンとか、ヒンドゥーの獣神たちも、そういやぽてもんぽい。

外に出てみたら、子どもの神さまは、フツーの人間の子どもに戻っていた。物静かなお母さんも味わい深かった。

歌の練習をしてみる。地唄「黒髪」。三下がり。これがスレンドロ音階とぴったりみたい。ローフィさんがグンデル、次いでルバーブで合わせてくれる。さすがはプロで、最後の方はまるで三味線と同じように、私の歌い出しの音を先回りして奏でてくれていた。。。。「約束しないのに、合いましたね」。ほんと! 「約束」、いい言葉だなー。つまりは「江戸の芸者と、ジョグジャカルタ宮廷の楽士が示し合わせたわけでもないのに、合いますねぇ」の意味。ためしにAVC(モーツアルト)を歌ってみたら、全然合わなかった。さすがに遠すぎたらしい。

それにしても、自分で三味線弾かないで、歌だけならちゃんと歌えるつもりだった「黒髪」も、声が震えまくって、なってない! 死んだように眠っているとはいえ、ギャラリーが2、3人いたので緊張しちゃったらしい。歌詞も一部忘れた。日々精進やーーー!

ひろみさんは八重山民謡も歌う。安里屋ユンタだったら、私も知ってる。でも、歌詞がヤマトの言葉のしか知らないし、なにより音があちこちでズレる。ひろみさんの方がだんぜんカッコイイ! これは、八重山民謡を、西洋音階で五線譜に記述するときに、むりからに西洋式にあちこちかえちゃったからだろうな(小学校教育で使われる唱歌やなんかのうち、ふるいもの「うさぎ、うさぎ、なにみてはねる。。。」なども、もとは違う旋律だったのが西洋化されてしまっているかもしれない)。

とかなんとか、あれこれ考えは去来したものの、基本だらだらおひるね〜(1時間以上は完全熟睡!)。
寝転がって天井の幕に影絵を写すローフィさん(命の水を求めるビマと獣鬼=実は神様、の戦いの話)、声のガムランで伴奏しながら、アルムちゃんにお乳をあげるひろみさん。うーん、いい絵だ〜。

なんか最初の方で信太さんの名前を間違えて「伊藤」とかゆってしまった私ですが、素敵なお昼寝会をありがとうございました!>井上信太さん

今回のBIWAKOビエンナーレの中でも、信太さんの町家まるごと一軒動物放牧展示は、渾身の一作で見所いっぱいなので、ぜひぜひ皆さん見てくださいねー(あとは、古い酒蔵に暗順応の仕掛けをしてある巨大な日本画、大舩さんの作品が必見と思う)。

ビエンナーレは11/18までですよん!

BIWAKOビエンナーレ公式サイト
http://www.energyfield.org/2007/

井上信太
http://www.grandsheep.com/

HANA*JOSS
http://www.hanajoss.net/

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